前回の続きです。
今回の旅行で楽しみにしていたことの一つ、名物料理の「フィッシュボイル」。
この地に北欧系の人々が住み着いて以来の伝統料理だそうで、1874年創業の老舗に行ってみました。
電話で「予約時間の30分前に来てね。調理が見られるよ。」と言われていたので、その時間にレストランの裏庭へ。すでにもう20人くらいのお客さんたちがビールを飲みながらショーの始まりを待っていました。
ボイルマスターと呼ばれる男性が登場、大きなお鍋でジャガイモと玉ねぎを茹でている間、フィッシュボイルの歴史などを語ってくれたようです。(よく聞き取れず^^")
ボイルマスターがコップ一杯程度のケロシン(灯油の原料)を火に投入。軽い爆発音と大きく立ちのぼる火柱に歓声が上がります。アクや脂をこれで一気に茹でこぼすようです。
そしてテーブルに移動。本当なら、給食のようにお皿を持って一列に並んで取り分けてもらうシステムだそうですが、この状況なので、スタッフが取り分けたお皿を席まで持ってきてくれ、器用に骨を取り除いてくれます。
見た目はナンですが、、、
お味は(塩茹での)塩味にレモンと溶かしバターだけ。これがあっさりしていて意外に美味しい!
デザートの素朴なチェリーパイも、ほどよい酸味と甘さでなかなかの美味でした。(ドア郡はさくらんぼの産地です)
食事の終わる頃には席から美しい夕陽も見られ、湖畔での楽しく優雅なひと時となりました。