2020年09月
天敵
何度も取り上げていますが、在宅の趣味の1つはバードウォッチング。バードフィーダー(餌台)を設置して、小鳥たちの訪問を楽しんでいます。
ところがこの趣味、手強い天敵がいまして。。。
狙いを定めて、
ジャンプ!
諦めず何度でもチャレンジします。
そんなある朝、夫の悲鳴に起こされました!
えー!一気に目が覚めました。何という破壊力!犯人はリスに間違いないと思われますが、、
この餌台はリス対策のために購入した物。鉄素材のかなり頑丈な作りで、重さもあるにもかかわらずこの有り様です。一体どうやって??未解決事件です。
もう一つの餌台もこのように最強のリス対策がされているので安心していたのですが↓
はい、完敗でした。頬をパンパンに膨らませて満足げにお食事中です。
この餌台は揺らすだけでは中身は出ないように作られているので、一体どうやってこぼしたのか、こちらも全くのミステリー。
そしてこちらは小さなシマリス。大きいリスが頑張ってエサをこぼした所に要領良く現れ、一緒になって堂々と食べていきます。まるでコバンザメ⁉︎笑
小さいのでこんなことも。やりたい放題です。
リスは相当頭が良く、素晴らしい運動神経があり、粘り強い動物だということがよーくわかりました。敵ながらあっぱれ!
灯台めぐり
ドア郡に11ある灯台は、1800年代からミシガン湖を行き来する船を安全に導き、多くの船員たちの命を救ってきたそうです。
そのほとんどが役目を終えた今も、安全のシンボルとして残されているとのこと。いくつかの灯台を訪れてみました。
美しい赤が印象的ななスタージョンベイライトハウス。長い突堤の先端に静かに佇んでいます。
意外と突堤の幅が狭いのでちょっと緊張しながら真ん中を歩き、近くまで行ってみました。
こちらは可愛らしいベイリーハーバーレンジライツ。
2つセット?で建てられていて、細い板貼りの道の両端に向かい合っています。
そしてカナアイランドライトハウスに行ってみると、、
向こう側の島に灯台があり、穏やかな日は陸が続いていて渡れるらしいのですが、この日は荒れ狂う波で道など全く見えません!半島の東側は外海(湖)なので、西側の穏やかな湖とはまるで違う表情。右からと左からの波がぶつかりあって、怖いくらいの迫力です。
私たち以外にも何人もの人たちがボーゼンと立ち尽くしていました^^"
↑ 普段は道があるらしい。。
そしてこちらは途中で出会った素敵なご夫婦です。
スマホのGPSが入らないエリアで、灯台にたどり着けず迷っていたところ、わざわざ車を追いかけてきて道を教えてくれたのです。
おそらく私たちと同世代?この辺に別荘をもっているとのこと、毎年夏の数ヶ月を過ごすそうです。優雅ですね!旅先で親切にしてもらえると本当に心が温まり、思い出もひとしお。見習いたいです!
フィッシュボイル!
前回の続きです。
今回の旅行で楽しみにしていたことの一つ、名物料理の「フィッシュボイル」。
この地に北欧系の人々が住み着いて以来の伝統料理だそうで、1874年創業の老舗に行ってみました。
電話で「予約時間の30分前に来てね。調理が見られるよ。」と言われていたので、その時間にレストランの裏庭へ。すでにもう20人くらいのお客さんたちがビールを飲みながらショーの始まりを待っていました。
ボイルマスターと呼ばれる男性が登場、大きなお鍋でジャガイモと玉ねぎを茹でている間、フィッシュボイルの歴史などを語ってくれたようです。(よく聞き取れず^^")
ボイルマスターがコップ一杯程度のケロシン(灯油の原料)を火に投入。軽い爆発音と大きく立ちのぼる火柱に歓声が上がります。アクや脂をこれで一気に茹でこぼすようです。
そしてテーブルに移動。本当なら、給食のようにお皿を持って一列に並んで取り分けてもらうシステムだそうですが、この状況なので、スタッフが取り分けたお皿を席まで持ってきてくれ、器用に骨を取り除いてくれます。
見た目はナンですが、、、
お味は(塩茹での)塩味にレモンと溶かしバターだけ。これがあっさりしていて意外に美味しい!
デザートの素朴なチェリーパイも、ほどよい酸味と甘さでなかなかの美味でした。(ドア郡はさくらんぼの産地です)
食事の終わる頃には席から美しい夕陽も見られ、湖畔での楽しく優雅なひと時となりました。